保護者 様
生徒の皆さん
日常生活での感染防止対策の一層の徹底について
皆さんは、マスクの着用や教室の換気、昼食時の黙食など、基本的な感染防止対策を徹底して学校生活を過ごしていると思います。また、「緊急事態宣言」により、リスクの高い教科等活動の一時的な停止や、部活動が制限を受けるなどの対応に負担を感じていることもあると思います。
現在、新型コロナウイルス感染症の感染状況において、学校内で感染拡大がみられないのは、皆さんの日常生活での取組の結果だと考えており、本当に感謝しています。しかし、最近になって学校外での生活の中で感染したと思われる事例が発生してしまいました。特に自宅学習期間に入っている高校3年生の皆さんは、学校外での生活が多くなることから、次のことを再確認し、責任ある行動を取ってください。
○ 「飲食」を介しての感染リスクは非常に高いことから、「3密」状態で多人数が集まって歌唱や飲食をす
るカラオケは徹底して避けること。
○ 自分自身や家族はもちろん、大学入試等を控えている周囲の友人への感染、感染拡大による高校の卒業式
や中学3年生が受検する高校入試への影響など、自分の行動が及ぼす可能性のある事態を考えること。
○ 若い人が感染した場合も、全身倦怠や筋力低下などの後遺症が残ることがある。感染してもすぐに治るか
ら大丈夫ではなく、後遺症で後悔することも起こり得ることを理解すること。
現在の新規感染者数は減少傾向にあると考えられますが、医療現場で働いている方は日々大変な思いをしながら働いてみえます。間もなく高校を卒業して社会の一員となる皆さんは、こうした方々の苦労を思い、今一度、感染防止対策を徹底してほしいと思います。
保護者におかれましても、飲食のリスクに最大限の注意が必要であること、特にカラオケなどで集まっての飲食等は徹底回避することや、不要不急の往来を自粛すること、体調不良時の対応の遅れが感染拡大につながるという意識付けなどについて、ご家庭で指導いただきますようお願いします。
生徒及び保護者向けメール文(岐阜県教育員会より)