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日本モンキーセンターでの生物校外研修の報告

学校行事

1年生カレッジコースの生徒対象に、愛知県犬山市の日本モンキーセンターで生物校外研修を実施しました。

最初に、モンキーセンターの沿革、日本におけるサル類研究の歴史、サル類の分類について講義を受けました。
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続いて園内にいるサルの観察に行きました。
樹上生活に適したサル、陸上を時速50km以上で走るサル、しっぽを手のように使えるサルなど、多様性に富むことが分かりました。
また、それぞれのサルの特徴についてメモする生徒が多くいました。
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午後は、それぞれの種で、手足の長さのバランス、頭蓋骨の構造、肘の関節の構造、歯の並び方がどう違うか講義を受けました。
続いて骨格標本を用いた系統分類の実習。5種類の骨格標本が準備され、それぞれどの種か同定する作業を行いました。
これまで聞いた講義の内容、観察したサルの特徴、配布された資料の内容を参考に各グループで知恵をふりしぼっていました。
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最後にバックヤードの見学。
日本モンキーセンターは博物館としても活動しており、これまで飼育したサルの骨格や内臓などの標本が数万個保管されています。

研修終了後、担任の先生を囲みビジターセンターの前で記念撮影しました。
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大学で受けるようなアカデミックな内容にふれることができ、良い刺激を受けることができたと思います。

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